最近になってセカンドオピニオンという言葉が流行し始めています。
有名な病院だったり、早く治したいなどセカンドオピニオンをする理由は様々です。
今通院している病院をやめて他の病院で診てもらう事ですが、病院を変える時の言い方はどうしてますか?
近隣の個人病院などの場合は個人的な付き合いなどもあって、「病院を変える」と言いきれない人もいるのではないでしょうか?
この記事では、病院を変える時の言い方やタイミングについて解説しています。
カルテがどうなるのかや紹介状が必要なのかについても解説していますので是非ご参考にされてください。
病院を変える時にトゲがない言い方を紹介!

一般的に1つの病院に長くかかって治療をするのが普通です。
しかし中には症状が良くならない、待ち時間が長いなどの理由で病院を変える人も多いのではないでしょうか?
それでは主治医に対して病院を変えるという言い方はどんな言い方がいいのでしょうか?
病院を変える際にあとくされがない言い方をいくつか紹介します。
病院を変える言い方➀素直に病院に相談する
単純に主治医に向かって相談するという事です。
患者にはセカンドオピニオンを受ける権利があります。
なんだこんな事か。と思われたかもしれませんが、素直に「病院を変える理由」を相談してみると案外素直に受けてくれるかも知れません。
病院を変える事を素直に相談する事で、メリットがいくつも受けられます。
- 病院を変える言い方を考えなくていい
- 紹介状が出るので変える先の病院の治療がスムーズ
- 主治医の先生の病院にまた行ける
気を使って「病院を変える」と言いきれないのであれば、病院を変える理由を素直に話して相談してみてはいかがでしょう。
もしかすると主治医が不機嫌になるかも知れません。
その時には主治医がいる病院に行かなければいいですよね。
病院を変える言い方➁ウソをついて紹介状を書いてもらう
病院を変える事を主治医に素直に相談できない場合には、ウソをついて病院を変える方法もあります。
※ただし状況によってはウソを付けない状態もあると思います。
- 遠くに仕事が転勤になった
- 時間が間に合わない
- 他の病気にかかった
- 介護で病院に来れなくなった
- 引っ越ししないといけない
ウソをついて病院を変えると、病院を変える事はできるので目的は達成できます。
できれば紹介状を書いてもらえるような病院を変えるウソをつきましょう。
紹介状が出ない場合は大きなデメリットが発生します。
変えた病院によっては大きな病気の場合は最初から検査等をする必要があります。
さらに初診料などがかかるため、治療費も増える事がデメリットです。
患者の権利である「カルテの開示請求」をしているとまだいいですが、ほとんどの場合は変えた先の病院で初めから治療のやり直しになります。
病院を変える時の言い方➂治療費が高い
ほとんどの場合は通用するか微妙なところですが、治療費が高いという理由であれば後腐れする事なく病院を変える事ができるかも知れません。
「他の病院と比べて・・・」という言い方をすれば通る場合もあります。
しかし病院を変える事ができるかどうかは微妙なところです。
病院を変える時の言い方⓸行かない
病院を変えるために予約等をキャンセルして、その後行かないという方法もあります。
しかしもちろん紹介状を書いてもらえないので、できれば事前にカルテの開示請求をしておきましょう。
「もっと自分の病気を知りたい」という理由で請求しておくと、病院を変える際にメリットがあります。
最初から検査等をしなくていい、治療費がかさまないなどのメリットがあります。
病院を変えるタイミングとは?

今通っている病院を変えるタイミングは人それぞれです。
私の個人的な考えとしては、理由は何にしても自分が変えたいと思った時が病院を変えるタイミングだと思います。
病院を変えるタイミングとして考えられるものをいくつか紹介しておきます。
- 病気が治らない
- 治療についてはっきりと説明されない
- この先治るか不安(主治医が信用できない)
- 出す薬の種類が多い
- 病院が遠い
- 病院の評判が悪い(意外と大事)
- 病院の愛想がない
- 口コミが悪い
中でも自分の病気が良くならないという点が大きな病院を変えるタイミングといえるでしょう。
私達は「病気を早く治すため」に病院へ行きます。
病気が少しでも治らないのであれば、同じ病院へ行き続ける意味はないと思います。
病院を変える際に紹介状やカルテはあった方がいい?

病院を変える際には、紹介状やカルテがあることで変えた先の治療に大きな影響が出ます。
紹介状がなかった場合、前の病院と同じ治療方針が示される事もあります。
紹介状があることで、どのような治療法で効果が出なかったのかなどがわかります。
カルテの場合は個人情報になるため、病院の外に持ち出す事は基本的に不可能です。
自分が見る場合はカルテの開示請求を行えばいいですが、他の病院がカルテを見る事はできません。
しかしカルテを病院外に持ち出せないために、他の病院でも治療法や経過を見れる紹介状制度というものがあります。
病院を変える際に紹介状があるとその後の治療内容に大きく関わってきますので、できるだけ手に入れるほうがいいでしょう。
病院を変える時のトゲがない言い方は?【まとめ】
ここまで病院を変える際の言い方やタイミングについて解説してきました。
1つの病院の診断だけにとどまらず、他の病院を受診したいという気持ちは誰にでもあると思います。
セカンドオピニオンという制度が定着している中、特にそういった気持ちを持つ患者さんも多いのではないでしょうか。
それではここまでのまとめになります。
- 病院を変える際の言い方➀素直に相談する
- 病院を変える際の言い方➁ウソをつく
- 病院を変える際の言い方➂治療費の問題
- 病院を変える際の言い方⓸行かない
- 病院を変えるタイミングは人それぞれ
- 自分が変えると思った時に病院を変える
- 病院を変える際には紹介状をもらう
- カルテの開示請求をしてみる
今病院に通っているのに、症状が良くならないと思った時は思い切って病院を変えるほうがいいかも知れません。
病院を変える事によって新たな道が開ける時もあるかもしれませんから。
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