夜中に虫歯が痛くて寝れない時ってありませんか?
結論から言うと、虫歯は自然に治りません。
一度虫歯になると薬で治療する事ができず、歯医者さんでの治療が必要です。
虫歯は放っておくと時間が経つにつれてひどくなるばかりです。
虫歯が痛くて寝れない!そんな方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、急に虫歯が痛み出して寝れなくて困る時の対処法を紹介しています。
目次
虫歯ってどんな病気?虫歯になったらどうなるの?

虫歯は虫歯菌に感染しておこる病気です。
虫歯菌が出す酸により健康な歯が溶かされて壊されていきます。
ですがいきなり穴が開いて痛みが出るわけではありません。
徐々に進行していき、最初は痛みがありません。
なので放っておく人が多いです。
虫歯は自然に治る病気ではないので治療が必ず必要です。
簡単に虫歯の進行具合を説明します。
➀歯の表面だけが溶かされている状態。見た目穴も開いていない。痛みもない。
➁歯の表面から少し奥に進んだ部分まで溶かされている状態。小さな穴がある。飲み物などがしみてくる。
➂歯の中にある神経まで達している状態。見てわかる穴があいている。痛みあり。
⓸歯のほとんどが壊されて根っこだけの状態。痛みあり。膿が出る場合もあり。
痛いなと感じだすのは➂あたりからです。
最初は我慢できるほどの痛みで、痛かったり治ったりを繰り返します。
なので歯科を受診せずに放っておくパターンが多いです。
ですが治療しないと痛みはひどくなるばかりです。
寝れなくて、居ても立っても居られないほどにまでなる場合もあります。
そして痛みは突然やってきます。
そこで歯医者が休診だったり、行けない環境にある時の対処法を紹介します。
虫歯が痛くて寝られないときの対処法とは?

まず紹介する前に個人差や虫歯の状態で異なることがありますのでご理解ください。
いくつかのケースで説明していきます。
市販されているバファリンなどの痛み止めを飲んでみてください。
病院でもらった鎮痛剤があれば、効果が強いのでそれでもいいです。
歯の穴に食べかすが詰まっていると痛みが増します。
その歯を綺麗にしてください。
多少難技ですが、歯茎のぷくっとしている所を清潔なつまようじや尖ったもので刺します。
膿が出てくることがありますが、痛みは楽になります。
自分では対処できず、この症状までくると重症化のおそれがあります
歯科にも救急がありますので受診をおすすめします。
仮の蓋をつまようじなどでとってください。
穴が開いたままにしておくことで痛みが和らぐ場合があります。
これをしたら翌日には必ず歯医者に行ってください。
痛くて寝れないときにしてはいけない事とは?

腹痛等の時に飲む「正露丸」という薬があります。
この薬の成分が歯の神経の治療に使う薬と似ています。
一時期治療法として有名になった事があります。
なので痛みがあるときに正露丸を虫歯の所に詰めておけばいいという事を聞きます。
痛みが取れそうと思うかもしれませんが絶対にしないでください!
正露丸を詰めて虫歯の穴に蓋をすることで痛みを悪化させてしまうからです。
必要以上に歯を磨いたり洗口剤でうがいするのもしないほうがいいです。
痛みが取れるわけではないので普段通りにケアするのがいいでしょう。
痛み止めをたくさん飲むのもよくなく、たくさん飲んだからといって効き目が増すものではありません。
虫歯が痛くて寝れないときの対処法とは?どうすると寝れる?【まとめ】
虫歯は風邪のように寝ていたら自然に治るものではありません。
いくつか対処法を紹介しましたが、一時的なものですし痛みが治まらない場合もあります。
痛みを我慢しないで早めに歯科を受診することをおすすめします。
- 歯が痛くて寝れない時には痛み止めを飲む
- 虫歯の穴に食べ物のカスが詰まっていると痛みが増す
- 歯茎が腫れている場合は膿を出すと楽になる
- 熱が出てくると手遅れ
- 歯が痛い時に正露丸を詰めてはいけない
24時間365日対応している救急歯科がどの都道府県にもありますので検索してみてください。
どうぞお大事に。
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