高温多湿とは何度を指す?高温多湿の意味や基準・定義について解説!

高温多湿とは何度を指す?高温多湿の意味や基準・定義について解説!

毎日の暮らしの中で「高温多湿」という言葉を耳にする機会は多いと思います。

食品の中にも「高温多湿を避けて保存」と書かれているものは数多くあります。

辞書で高温多湿とは何かを調べてみたら「高温多湿とは湿度が高く湿っている事」と表記されています。

しかしそれだけでは高温多湿とはどういった意味なのかさっぱりわかりませんよね。

果たして高温多湿とは何度のことなのか?

高温多湿とは何を基準に決められているのか?

高温多湿とは何度のことを指すのかについても細かく解説しています。

この記事では、

  • 高温多湿とはどんな意味なのか?
  • 高温多湿の高温とは何度を指すのか?
  • 高温多湿の基準や定義とは?

という疑問について解説しています。(5分で読めます)

高温多湿について知りたい方は是非ご参考にされてください。

※「高温多湿を避ける」という言葉の意味を知りたい方はこちらの記事が参考になります。

「高温多湿を避ける」の意味を知りたい!常温の基準や定義も解説!



高温多湿とは何度を指す?JISの定義や基準は?



「常温」については3つの機関が定義していますので、ご紹介しますね。

「常温」「常湿」の定義
  • 日本薬局方では医薬品などに関する常温は15℃~25℃、標準温度は20℃と定義。
  • 高温多湿の高温は26度以上

  • 日本工業規格(JIS)では「常温」を20℃±15℃としており、5度~35度を「常温」と定義。
  • 高温多湿の高温の温度は36度以上

  • 厚生労働省では「常温とは外気温を超えない温度」と定義。
  • 高温多湿の高温の温度は外気温より高い温度

  • 夏の一般的な室内では25℃~30℃、冬の暖房された一般的な室内では15℃~25℃が常温とされる場合が多い。
  • 高温多湿の高温は「夏は31度以上」「冬は26度以上」

  • 湿度の定義は60%を超えると「高湿」とされている。

医薬品における常温は15℃~25℃と定められているので、高温は26℃以上からということがわかりやすいですね。

しかし食品衛生法では、常温に対しては明確な温度の規定がないようです。



【高温多湿】とはどんな意味?【常温】【常湿】の意味についても解説!

「高温多湿」の意味は?「常温」「常湿」の意味も解説!

「高温多湿」の意味は読んで字のごとく、「温度が高く、湿気が多いこと」です。

表現があいまいで、食品パッケージの注意書きにも具体的に「何℃以上」や「何%以上」と書かれていないことが多いので困ってしまいますよね。

逆に「高温多湿」とは「常温・常湿ではないこと」とも考えられます。

「常温」「常湿」という言葉から見ていきましょう。

常温と常湿の意味とは?

「常温」は、「特に冷やしたり熱したりしない温度のこと」「平常の温度」を意味します。

また「人間の感覚的な捉え方によって、標準的な温度と思えるもの」も常温を意味するようです。

一方の「常湿」については日常生活で使われることはほとんどありません。

業界によって常湿を意味する数値に違いがあるため、一定の数値を意味する言葉ではありません。

電池製造業者などが使う場合には、温度が23度の時は湿度が50%以上で常湿を意味するという感じでしょうか。

「常温」のほかに「常湿」という言葉もあり、厚生労働省や日本工業規格では「常温」「常湿」について厳密に定義しています。

温度・湿度が

「常温」「常湿」ではなく、日本工業規格(JIS)で定義されている温度・湿度よりも高い場合を「高温多湿」と判断すればよい

ということになりそうですよね。



高温多湿を避ける場所なら常温保存でも大丈夫?

それって本当に高温多湿を避けてる?

食品における高温多湿に関しては食品衛生法で定められおり

高温多湿を避けて保存 = 常温保存が可能

となっています。

日本工業規格では、5℃~35℃を常温とする定義でした。

あなたは、保存場所が35℃までだったら高温ではないから「高温多湿」を避けると思えるでしょうか?

気温35℃では熱中症になる危険性も高いことから、「常温」とは考えられないと感じる人の方が多いのではないでしょうか?

私は、「夏の一般的な室内では25℃~30℃、冬の暖房された一般的な室内では15℃~25℃」というのがわかりやすいかな、と思いました。

つまり私が思うに

高温多湿の高温は夏であれば31度以上

高温多湿の高温は冬であれば26度以上

を指すと考えられます。

特に食品は傷んだりカビが生えてしまったりすることは避けたいものです。

「高温多湿をさける」の表記とは、「傷みやカビることなどをさけて」という意味も含まれているのでしょう。

また、食品によっては「冬季15℃、夏季25℃を常温として賞味期限を設定」などと個別に表記されている場合もあります。

そのような表記を参考にして、ほかの食品を保存するのもよいかもしれませんね。

「常温」についてあまりイメージが湧かなかった人は、温度計で保存場所の温度を測ってみてくださいね。




高温多湿とはどういう意味?高温多湿の基準【まとめ】

ここまで高温多湿の意味について解説してきました。

内容的に難しかったでしょう。

団体ごとに常温を定義しているため、はっきりとした定義がないともいえます。

それではここまでのまとめです。

高温多湿とはどういう意味?高温多湿の基準【まとめ】
  • 「高温多湿」の意味は「温度が高く、湿気が多いこと」。
  • 「常温」は「人間の感覚的な捉え方によって、標準的な温度と思えるもの」を指す。
  • 医薬品などに関する常温は15℃~25℃、標準温度は20℃と定義している。
  • 日本工業規格では5℃~35℃を「常温」としている。
  • 厚生労働省では「常温とは外気温を超えない温度」としている。
  • 夏の一般的な室内では25℃~30℃、冬の暖房された一般的な室内では15℃~25℃と定義している。
  • 「高湿」は、湿度が60%以上のことを指す。
  • 「高温多湿」の定義は、いくつも存在する

いかがでしたでしょうか?

「高温多湿」という言葉はあいまいな意味・基準ですが、あなたの中で納得のいく答えが見つかると幸いです。

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