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高温多湿とは何度?高温多湿の意味やJIS基準や定義についても解説!夏場と冬場では高温多湿の基準は違う?

高温多湿とは何度?高温多湿の意味や基準・定義について解説!

毎日の暮らしの中で「高温多湿」という言葉を耳にする機会は多いと思います。

単純に高温多湿と書かれていてもわからない!と私も思いましたのでこの記事を書いてみました。

高温多湿とは何かを辞書で調べてみたら「高温多湿とは湿度が高く湿っている事」と表記されています。

この記事では、

  • 高温多湿とはどんな意味なのか?
  • 高温多湿の高温とは何度を指すのか?
  • 高温多湿の基準や定義とは?

を主に解説しています。

高温多湿について知りたい方は是非ご参考にされてください。




高温多湿とは何度を指す?JISの定義や基準は?

高温多湿とは何度を指す?JISの定義や基準は?

「常温」については3つの機関「日本薬局方」「厚生労働省」「JIS」が定義していますのでご紹介しますね。

「常温」「常湿」の定義
  • 日本薬局方では医薬品などに関する常温は15℃~25℃、標準温度は20℃と定義。
  • 高温多湿の高温は26度以上

  • 日本工業規格(JIS)では「常温」を20℃±15℃としており、5度~35度を「常温」と定義。
  • 高温多湿の高温の温度は36度以上

  • 厚生労働省では「常温とは外気温を超えない温度」と定義。
  • 高温多湿の高温の温度は外気温より高い温度

  • 夏の一般的な室内では25℃~30℃、冬の暖房された一般的な室内では15℃~25℃が常温とされる場合が多い。
  • 高温多湿の高温は「夏は31度以上」「冬は26度以上」

  • 湿度の定義は60%を超えると「高湿」とされている。

医薬品における常温は15℃~25℃と定められているので、高温は26℃以上からということがわかりやすいですね。

しかし食品衛生法では、常温に対しては明確な温度の規定がないようです。




【高温多湿】とはどんな意味?【常温】【常湿】の意味についても解説!

「高温多湿」の意味は?「常温」「常湿」の意味も解説!

「高温多湿」の意味は読んで字のごとく、「温度が高く、湿気が多いこと」です。

表現があいまいで、食品パッケージの注意書きにも具体的に「何℃以上」や「何%以上」と書かれていないことが多いので困ってしまいますよね。

逆に「高温多湿」とは「常温・常湿ではないこと」とも考えられます。

「常温」「常湿」という言葉から見ていきましょう。

常温と常湿の意味とは?

「常温」は、「特に冷やしたり熱したりしない温度のこと」「平常の温度」を意味します。

また「人間の感覚的な捉え方によって、標準的な温度と思えるもの」も常温を意味するようです。

一方の「常湿」については日常生活で使われることはほとんどありません。

業界によって常湿を意味する数値に違いがあるため、一定の数値を意味する言葉ではありません。

電池製造業者などが使う場合には、温度が23度の時は湿度が50%以上で常湿を意味するという感じでしょうか。

「常温」のほかに「常湿」という言葉もあり、厚生労働省や日本工業規格では「常温」「常湿」について厳密に定義しています。

温度・湿度が

「常温」「常湿」ではなく、日本工業規格(JIS)で定義されている温度・湿度よりも高い場合を「高温多湿」と判断すればよい

ということになりそうですよね。




高温多湿を避ける場所なら常温保存でも大丈夫?

それって本当に高温多湿を避けてる?

食品における高温多湿に関しては食品衛生法で定められおり

高温多湿を避けて保存 = 常温保存が可能

となっています。

日本工業規格では、5℃~35℃を常温とする定義でした。

あなたは、保存場所が35℃までだったら高温ではないから「高温多湿」を避けると思えるでしょうか?

気温35℃では熱中症になる危険性も高いことから、「常温」とは考えられないと感じる人の方が多いのではないでしょうか?

私は、「夏の一般的な室内では25℃~30℃、冬の暖房された一般的な室内では15℃~25℃」というのがわかりやすいかな、と思いました。

つまり私が思うに

高温多湿の高温は夏であれば31度以上

高温多湿の高温は冬であれば26度以上

を指すと考えられます。

特に食品は傷んだりカビが生えてしまったりすることは避けたいものです。

「高温多湿をさける」の表記とは、「傷みやカビることなどをさけて」という意味も含まれているのでしょう。

また、食品によっては「冬季15℃、夏季25℃を常温として賞味期限を設定」などと個別に表記されている場合もあります。

そのような表記を参考にして、ほかの食品を保存するのもよいかもしれませんね。

「常温」についてあまりイメージが湧かなかった人は、温度計で保存場所の温度を測ってみてくださいね。




高温多湿を避けるとお菓子に書いている場合の保存方法

高温多湿を避けるとお菓子に書いている場合の保存方法

高温多湿を避けると書いてある場合、基本的に常温で保存しても良いことがわかりましたね。

では、お菓子に書いてある場合はどのように保存すればよいでしょうか?

ポテトチップスやおせんべいは湿気やすいですし、チョコレートは高温だと溶けてしまう心配がありますよね。

ここからは保存場所と保存方法について解説します。

高温多湿を避けると書いてあるお菓子の保存場所

おすすめの場所は以下の通りです。

高温多湿を避けるお菓子のおすすめ保存場所
  • 直射日光の当たらない場所
  • 風通しの良い場所
  • 冷蔵庫

お菓子を保存する場所として、シンクの下で保存しているという方も多いのではないでしょうか。

台所はスペースもありよく使う場所なのでおいておくのには便利ですよね。

しかし、シンクの下は水回りになるので湿度が高くなりやすくお勧めできません。

直射日光の当たらない、シンク以外の台所周辺の収納場所で保存しましょう。

冷蔵庫は常に乾燥していて高温にもなりません。

チョコレートなどの溶けやすいお菓子は冷蔵庫で保存すると安心です。

注意が必要なのは、冷蔵庫で一度保管したら食べきるまで冷蔵庫で保管する必要があるということです。

冷蔵庫で保管していたお菓子を途中から常温に戻してしまうと結露が出て湿気てしまうので気を付けてください。

お菓子の保存方法

お菓子の封を開けていない場合はそのままでもあまり問題はありません。

しかし、お菓子の袋は密閉状態ではないので湿気の多い場所では時間とともに湿気てしまいます。

心配であればお菓子が入る密閉容器に乾燥材を入れて置いたり、新聞紙の上で保存したりするとよいでしょう。

それでは次に、お菓子の袋の封を開けて保存する場合です。

お菓子の封を開けて食べていたけど、食べきれずに残すこともありますよね。

そんなとき、輪ゴムやクリップで留めて終わりにしていませんか?

実はその保存方法だとすぐに湿気てしまう原因になるのでお勧めできません。

一番良いのは、輪ゴムやクリップで留めたあとにジップロックなどの保存袋で密閉することが大切です。

そうすることで、封を開けた後でもお菓子が湿気にくくなります。




高温多湿の基準【夏場】

常温の定義でも紹介した通り、夏場の常温は25℃~30℃としています。

そのため、夏場ではこの30℃を超えてしまうと高温になってしまうと考えられます。

また、湿度に関しては60%を超えた時が多湿であると考えます。

真夏になってくると、常にエアコンをつけている部屋もありますよね。

エアコンが付いていれば高温にもならずそこまで多湿でもないと思うので、保存場所として良い環境だと思います。

夏は湿度が高い日が多い季節ですので、心配な場合は冷蔵庫に入れるとよいでしょう。

高温多湿の基準【冬場】

冬場の高温の定義は、15℃~20℃となっています。

そのため、20℃を超えたら高温になってしまうと考えられます。

1年を通しても冬場は特に乾燥する季節ですので、多湿に関してはほぼ気にする必要はないと思います。

水回りを避けて常温で保存していれば問題ないでしょう。

しかし、加湿器を付けている場合には注意が必要ですので気を付けてくださいね。




高温多湿とはどういう意味?高温多湿の基準【まとめ】

ここまで高温多湿の意味について解説してきました。

内容的に難しかったでしょう。

団体ごとに常温を定義しているため、はっきりとした定義がないともいえます。

それではここまでのまとめです。

高温多湿とはどういう意味?高温多湿の基準【まとめ】
  • 「高温多湿」の意味は「温度が高く、湿気が多いこと」。
  • 「常温」は「人間の感覚的な捉え方によって、標準的な温度と思えるもの」を指す。
  • 医薬品などに関する常温は15℃~25℃、標準温度は20℃と定義している。
  • 日本工業規格では5℃~35℃を「常温」としている。
  • 厚生労働省では「常温とは外気温を超えない温度」としている。
  • 夏の一般的な室内では25℃~30℃、冬の暖房された一般的な室内では15℃~25℃と定義している。
  • 「高湿」は、湿度が60%以上のことを指す。
  • 「高温多湿」の定義は、いくつも存在する

いかがでしたでしょうか?

「高温多湿」という言葉はあいまいな意味・基準ですが、あなたの中で納得のいく答えが見つかると幸いです。

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