「高温多湿」の意味とは?基準や定義について解説!何度を指す?

あなたは「高温多湿」という言葉を聞いた時、「どれくらいの温度・湿度の時に高温多湿」というのかイメージできますか?

さらには高温多湿とはどんな意味の言葉かわかりますか?

実は、「高温多湿の場所を避けて保存」を推奨されているものは結構多くあります。

海苔や昆布などの「乾きもの」「お米」「小麦粉やミックス粉」「目薬などの医薬品」「サプリメント」「ペットフード」などなど・・・。

パッケージをよく見てみると「高温多湿の場所をさけて保存してください」という注意書きが書かれていているものが多く存在します。

この記事では、

  • 高温多湿とはどんな意味なのか?
  • 高温多湿の高温とは何度を指すのか?
  • 高温多湿の基準や定義とは何のことなのか?

などについて解説しています。

私もつい先ほど目薬の説明書を見て、「これも高温多湿をさけるものだったのか・・・!」と驚いたばかりです。

あなたは「高温多湿」の基準がわからないままなんとなく保存していたこともあるでしょう。

もしあいまいに保存して傷んでしまったものを口にしてしまったり、使用してしまったりしたら大変です。

今回はそんな「高温多湿」の意味や基準、何度くらいを高温多湿というのかについて触れていますので、ぜひ参考にしてくださいね。




「高温多湿」の意味は?「常温」「常湿」の意味についても解説!

「高温多湿」の意味は?「常温」「常湿」の意味も解説!

「高温多湿」の意味は読んで字のごとく、「温度が高く、湿気が多いこと」です。

表現があいまいで、食品パッケージの注意書きにも具体的に「何℃以上」や「何%以上」と書かれていないことが多いので困ってしまいますよね。

逆に「高温多湿」とは「常温・常湿ではないこと」とも考えられます。

「常温」「常湿」という言葉から見ていきましょう。

常温と常湿の意味とは?

「常温」は、「特に冷やしたり熱したりしない温度のこと」「平常の温度」を意味します。

また「人間の感覚的な捉え方によって、標準的な温度と思えるもの」も常温を意味するようです。

一方の「常湿」については日常生活で使われることはほとんどありません。

業界によって常湿を意味する数値に違いがあるため、一定の数値を意味する言葉ではありません。

電池製造業者などが使う場合には、温度が23度の時は湿度が50%以上で常湿を意味するという感じでしょうか。

「常温」のほかに「常湿」という言葉もあり、厚生労働省や日本工業規格では「常温」「常湿」について厳密に定義しています。

温度・湿度が

「常温」「常湿」ではなく、日本工業規格(JIS)で定義されている温度・湿度よりも高い場合を「高温多湿」と判断すればよい

ということになりそうですよね。

「高温多湿」とはどんな定義?JISでも定義されている?

「高温多湿」は保存場所が外気温を超える時・湿度が60%を超えるとき!例外もご紹介!

「常温」については3つの機関が定義していますので、ご紹介しますね。

「常温」「常湿」の定義
  • 日本薬局方では医薬品などに関する常温は15℃~25℃、標準温度は20℃と定義。
  • 高温多湿の高温は26度以上

  • 日本工業規格(JIS)では「常温」を20℃±15℃としており、5度~35度を「常温」と定義。
  • 高温多湿の高温の温度は36度以上

  • 厚生労働省では「常温とは外気温を超えない温度」と定義。
  • 高温多湿の高温の温度は外気温より高い温度

  • 夏の一般的な室内では25℃~30℃、冬の暖房された一般的な室内では15℃~25℃が常温とされる場合が多い。
  • 高温多湿の高温は「夏は31度以上」「冬は26度以上」

  • 湿度の定義は60%を超えると「高湿」とされている。

医薬品における常温は15℃~25℃と定められているので、高温は26℃以上からということがわかりやすいですね。

しかし食品衛生法では、常温に対しては明確な温度の規定がないようです。

それって本当に高温多湿を避けてる?

それって本当に高温多湿を避けてる?

日本工業規格では、5℃~35℃を常温とする定義でした。

あなたは、保存場所が35℃までだったら高温ではないから「高温多湿」をさけられていると思えるでしょうか?

気温35℃では熱中症になる危険性も高いことから、「常温」とは考えられないと感じる人の方が多いのではないでしょうか?

「高温多湿」の「高温」は何℃からが高温なのか気になる!

ということでここまで読み進めてくれた人が多数だと思いますが、

結局その定義があっても自分がその温度を高いと感じるならば、その温度も「高温」になってしまいますよね。

まさに、先ほど紹介した「人間の感覚的な捉え方によって、標準的な温度と思えるもの」が「常温」の説明の通りですよね。

そうなると「どの定義が正しいか」ではなく、「どの定義が安心できるか」ということになりそうです。

私は、「夏の一般的な室内では25℃~30℃、冬の暖房された一般的な室内では15℃~25℃」というのがわかりやすいかな、と思いました。

つまり私が思うに

高温多湿の高温は夏であれば31度以上

高温多湿の高温は冬であれば26度以上

を指すと考えられます。

特に食品は傷んだりカビが生えてしまったりすることは避けたいものです。

「高温多湿をさける」の表記とは、「傷みやカビることなどをさけて」という意味も含まれているのでしょう。

また、食品によっては「冬季15℃、夏季25℃を常温として賞味期限を設定」などと個別に表記されている場合もあります。

そのような表記を参考にして、ほかの食品を保存するのもよいかもしれませんね。

「常温」についてあまりイメージが湧かなかった人は、温度計で保存場所の温度を測ってみてくださいね。




「高温多湿」とはどういう意味?「高温多湿」の基準【まとめ】

ここまで高温多湿の意味について解説してきました。

内容的に難しかったでしょう。

団体ごとに常温を定義しているため、はっきりとした定義がないともいえます。

それではここまでのまとめです。

「高温多湿」とはどういう意味?「高温多湿」の基準【まとめ】
  • 「高温多湿」の意味は「温度が高く、湿気が多いこと」。
  • 「常温」は「人間の感覚的な捉え方によって、標準的な温度と思えるもの」を指す。
  • 医薬品などに関する常温は15℃~25℃、標準温度は20℃と定義している。
  • 日本工業規格では5℃~35℃を「常温」としている。
  • 厚生労働省では「常温とは外気温を超えない温度」としている。
  • 夏の一般的な室内では25℃~30℃、冬の暖房された一般的な室内では15℃~25℃と定義している。
  • 「高湿」は、湿度が60%以上のことを指す。
  • 「高温多湿」の定義は、いくつも存在する

いかがでしたでしょうか?

「高温多湿」という言葉はあいまいな意味・基準ですが、あなたの中で納得のいく答えが見つかると幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA