あなたは子供のおもちゃなどの電池が切れて蓋を開けた瞬間、電池が液漏れしていた経験はありませんか?
電池から液漏れした時に直接触っても大丈夫なのか疑問に思ってしまいませんか?
中には液漏れしてしまった電池を誤ってお子さんが触ってしまうことがあります。
誤ってお子さんが液漏れした電池を触ってしまった時の対処法もわからないのは。とても心配になります。
この記事では
液漏れをしていた場合に電池本体を触っても良いの?
電池が液漏れを起こしていた場合の掃除方法がわからない!
という事に疑問を持つ方向けに解説しています。
特に育児をしているママさんには知って頂きたい情報です!
この記事を読んだ後には電池の液漏れもきちんと掃除できるようになっているでしょう!
電池の液漏れは誤った使用方法が原因!

電池の交換をしようと思った時に電池に白い粉末や液体が付着している場合は、電池からの液漏れの可能性があります。
電池の液漏れの原因として5つあります。
① 使用推奨期限が過ぎている電池を使用
電池には、製品化した時点から使用推奨期限という期限が設けられています。
電池を安全に使用するための期限なので、期限が過ぎた電池は劣化しています。
未使用の電池であったとしても使用推奨期限が過ぎていれば劣化しています。
劣化した壊れた容器であれば中の液体が漏れてしまうのは当然ですよね。
劣化した電池もボロボロになって隙間ができてしまうと液漏れしてしまいます。
② 高温多湿の場所で保管した電池を使用
電池を高温多湿の場所に保管しておくと錆びてしまいます。
錆びてしまうと電池も劣化しますから放置しておくと液漏れしてしまいます。
日に当たらない乾燥した場所で保管をしましょう。
③ 電池を逆向きにセット
電池をセットする際にプラスとマイナスの向きを正しくしてセットする必要があります。
電池の使用が多い機器の中でまれに逆にセットしても機器が起動することもあります。
プラスとマイナスが逆なので電池に通常よりも大きい負担がかかりあっという間に劣化してしまいます。
大人は確認してセットするかもしれませんが、小さいお子さんは気づかずにセットする可能性があります。
お子さんの手の届かないところに電池を保管しておきましょう。
④ 機器の電源がオンのまま電池を放置
電池は常に電気を放出している事はご存知でしょうか?
電池の液漏れの原因として多いのは電池を長時間放置することです。。
例えば懐中電灯などに多く発生する事が知られています。
電池が放電を繰り返す事により、電圧が下がりすぎて電池の外に液漏れします。
⑤ 新しい電池と古い電池を混ぜて使用
電池を交換する時に数が足りなくて一つは新しい電池を使い、もう一つは古い電池をそのまま使用したことはありませんか?
私も新たに買いにいくことが面倒で新しい電池と古い電池を混ぜて使用したことがあります。
実は混ぜて使用すると新しい電池の電圧が強いので古い電池にかなりの負荷がかかります。
負担がかかりすぎると過放電状態となり異常なガスも発生しますので危険です。
電池の液漏れする原因をご説明しましたが、全てに共通することは誤った使用方法をしたことによって起こることです。
正しい使用方法で電池を使用しましょう。
電池の液漏れを放置すると火事になる事も!

液漏れを発見した場合に液漏れをした電池に素手で触れるのは危険です!
電池に使われている液体は「水酸化カリウム」が使われており、目に入ると失明する危険があります。
強アルカリ性のため、皮膚についてしまうと火傷をする恐れもある怖い液体です。
万が一電池の液漏れを触ってしまった場合は、直ぐに大量の水で洗い流しましょう。
水洗いしても皮膚の赤みが引かず、水膨れができている場合は病院に受診して適切な処置を受けましょう。
また、不要になった電池をおもちゃなどと一緒にビニール袋に入れて放置しておくと火事になる可能性があります。
電池のプラスとマイナスが直接密着すると熱を溜めてショートします。
最高で160℃にも上昇するため、放置しておくとおもちゃやビニール袋に引火して火事になります。
不要になった電池は定期的に破棄しましょう。
電池の液漏れした機器の掃除や修理方法!

電池の液漏れを確認した場合は、絶対に素手で触らずゴム手袋などをはめて掃除するようにしましょう。
電池が液漏れしていた場合の掃除方法は、料理に使う「酢」を使う事できれいに掃除ができます。
布に「酢」を付けて拭くときれいに取れます。
その後に乾いた布やめん棒などでもう一度拭くのがポイントで、2度拭きするとのちにサビの原因となることもありません。
さらに2度拭きをする事でお酢の匂いも軽減されます。
乾いて白い粉状になっている場合は、ティッシュや布で綺麗に乾拭きしましょう。
電池が接触する金属部分に錆びや腐食している場合には、そのままにせず紙やすりなどで綺麗に削りましょう。
やすりで綺麗に削る事で新しい面が出て、再び通電するようになります。
液漏れした部分を拭き取り、電池が接触する金属部分の錆を綺麗に取り除けば、電池を使用する機器は修理できるというこです。
電池を使う家電全てに対し、電池を入れても動かない時の修理方法として有効です。
電池を捨てる場合も液漏れしている状態で捨てるのではなく、電池の両端をビニールテープをはり液が漏れない様にしてから捨てましょう。
電池の液漏れ!その原因と掃除方法は?【まとめ】
ここまで電池の液漏れの原因や掃除方法について解説してきました。
電池の液漏れは誤った使用方法で起こっており、放置しておくと火事になる可能性があります。
いつ火事になるかは予測がつかないので不要になった電池や液漏れしている電池は定期的に破棄しましょう。
正しく使用・処分することで火事から家庭を守ることができます。
電池が液漏れした際の掃除方法についておさらいです。
- 電池が液漏れした場合は「酢」で掃除する
- 電池が液漏れした場合は素手で触らないでゴム手袋を着用
- 電池の中の液は失明する恐れもある
- 電池が液漏れしてさびている場合は紙やすりでこする
電池の液漏れは誰でも経験があるもの。
育児しているママさんが対処法を知っておくと安心して液漏れの掃除ができる上にお子さんを危険から守ることができます。
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