あなたは業務スーパーの鶏肉は危険!と聞いたことはありませんか?
業務スーパーと言えば、とにかく商品の量が多くて安いことで有名です。
コスパが良すぎるということで、
- 業務スーパーの商品は安全性に問題がある
- 業務スーパーの商品は危険だから買ってはいけない
このように言われています。
でも、本当に危険なのでしょうか?
この記事では、業務スーパーで売られている鶏肉の噂の真相と、値段が安い理由について紹介しています。
業務スーパーの鶏肉を購入する際に、安全性で迷われている方はぜひご参考にしてください。
こちらの記事を読んで安全性に問題ないと思った方は食費の節約にこちらの本もご活用ください。
目次
業務スーパーの鶏肉は本当に危険?

業務スーパーで売られている鶏肉は、国産とブラジル産があります。
一般的なスーパーと比べても、コスパが良いことで有名ですよね。
特に、ブラジル産は危険だから買ってはいけないと言われていますが、理由はどんなものでしょうか?
鶏肉が危険と言われる理由は食肉不正問題
2017年に起きたブラジルでの食肉不正問題です。
発がん性物質が混入したままの鶏肉が販売されていたという問題で、外国産に対する安全性への不安が2021年現在も続いているのだと考えられます。
しかし、この問題が起きたのはブラジルの一部の工場です。
すべての工場で問題が起きたわけではないので、ブラジル産のすべての鶏肉が危険というわけではないのです。
もちろん、食肉不正問題が起きた工場からは現在は日本に輸入されていません。
また、外国産の鶏肉は鶏を早く成長させ、出荷させるスピードを上げるために成長ホルモンが含まれた飼料を与えているという噂もあります。
ですが、2021年現在ブラジル政府よって成長ホルモンの含まれている飼料を与えることを禁止されています。
そのため、ブラジル産の鶏肉は安全性が高い商品だと言えます。
この後にも書きますが、日本が輸入する際にもきちんとした検査をしたうえでお店に並びます。
つまり業務スーパーの鶏肉は危険でないと言えるでしょう。
業務スーパーの鶏肉の値段が安い理由とは?

業務スーパーの鶏肉の値段が安い理由は、大きく分けて3つあると思います。
業務スーパーの鶏肉の値段が安い理由➀人件費
まず、あなたが普段行くスーパーのお肉売り場を想像してみてください。
- 種類が豊富で、様々な加工がされていませんか?
- トレーに小分けにされて、きれいに包装されていませんか?
業務スーパーでは、小分けにしたり値付けをしたりする必要がありません。
そのため、人件費や作業場所もコストカットされているため低価格で販売できる仕組みです。
業務スーパーの鶏肉の値段が安い理由➁海外からの輸入
海外から鶏肉を直輸入しているということです。
ブラジル産の鶏肉で例えると、日本よりも圧倒的に「土地」「飼料」「人件費」が安いです。
日本で鶏を飼育するよりも、ブラジルで飼育したほうが輸送費のことを考えても安いというわけですね。
輸送費も船便を使うことで、削減しています。
業務スーパーの鶏肉の値段が安い理由➂広告費
これは鶏肉に限った話ではありませんが、業務スーパーは広告が少なくなっています。
毎日安売りの日にして特売日というものを作らないことで、チラシを出す必要がありません。
広告を最低限にすることで、コストカットしています。
これら3つの取り組みで、鶏肉を安く販売できるというわけです。
業務スーパーのブラジル産鶏肉の使い方は?

コスパが良い!で有名のブラジル産鶏肉は、なんと1袋に2㎏も入っています。
冷凍されているため、冷凍保存で最長1ヶ月保存ができます。
2㎏の鶏モモ肉だと、大体6~7枚入っています。
食べ盛りのお子さんがいるご家庭には、大容量でうれしいですね。
ここでは簡単な保存・解凍方法から、おすすめのメニューまで使い方を紹介していきます。
業務スーパーの鶏肉の保存方法と解凍方法
業務スーパーの鶏肉はとにかく大容量です。
5~6人など、大家族なら1回で使い切れる量かもしれませんが、2~3人の家族であれば基本的に使い切るのは難しいですよね。
しかし、すべての量を解凍してしまっては長持ちしません。
そのため、買ってきたらすぐに小分けにして冷凍保存することをおすすめします。
➀まず初めに、冷蔵庫に入れて少し解凍します。
➁で分けられるくらいになったら、1枚ずつにします。
➂存袋に入れて、しっかりと空気を抜きます。
⓸すぐに冷凍しましょう。
冷凍保存した鶏肉を使う時は、解凍してから調理するようにしましょう。
鶏肉を1番おいしく食べられる解凍方法は、使う前日から冷蔵庫で解凍する方法です。
時間はかかりますが、うまみであるドリップ(ピンク色の汁)が出にくい解凍方法になります。
そのため、冷凍の鶏肉でもおいしく食べられます。
また、冷凍庫から冷蔵庫に移すだけなので簡単で良いですよね。
業務スーパーの鶏肉大量消費メニュー

ここからは、2㎏の鶏肉を簡単に消費できるメニューを3つ紹介していきます。
業務スーパーの鶏肉のおすすめ料理➀焼き鳥
焼き鳥にすると、驚くほどパクパク食べてしまうので1人1枚は余裕で食べてしまうと思います。
ただ、竹串に刺すのが難しかったり、面倒だったりしますよね。
コツとしては、焼き鳥をする場合は半解凍で調理するのがおすすめです。
半解凍だと柔らかくないので刺しやすいですし、ひと口大に切るときも切りやすいです。
想像しているよりも簡単に作れてしまうと思いますよ。
業務スーパーの鶏肉のおすすめ料理➁
チキンステーキは切ったりすることもなく、ただフライパンで焼くだけでいいのでとっても簡単に作れる料理です。
チキンステーキであれば1人1枚作っても食べきれると思います。
また、ソースを変えるだけでガラッと味も変わるので何度食べてもあまり飽きませんよ。(ここは「ね」かなあ・・・)
最後に紹介するのは、子供が大好きなから揚げです。
揚げるのは面倒ですが、大量に作っておいても困ることはありません。
例えば、夕飯のおかずに作るとします。
そしたら次の日の朝ごはんや、お弁当のおかずにもすることができますよね。
育ち盛りのお子さんがいる家庭にはおすすめのメニューです。
業務スーパーは危険だから買うなと言われる理由

業務スーパーで買うなと言われる理由として一番に考えられることは「大容量なのに安すぎる」ことではないでしょうか。
大容量なのに安いなんて、なにかからくりがあるのではないかと思ってしまいますよね。
安すぎるがゆえに
- 安全性が低いのではないか
- 美味しくないのではないか
こういった疑問に繋がってしまうのだと思うのです。
しかし、業務スーパーでは私たちの手元に届くまでに厚生労働省や農林水産省の指導の下、様々な検査を行っています。
そのほかにも、味覚や専門技術のトレーニングをしている専門のスタッフが独自の方法でも検査を行っています。
外国産の商品は日本に比べて農薬や不正の問題が多いこともあり、安全性が心配になってしまいますよね。
しかし、こうした検査を済ませている商品のみがお店に並んでいるので、安心して買うことができると思います。
業務スーパーの鶏肉は危険【まとめ】
ここまで、業務スーパーの鶏肉は危険という噂について解説してきました。
ブラジル産の鶏肉でも、きちんとした検査体制のもとでお店に並んでいることがわかりましたね。
それではここまでのまとめになります。
- ブラジル産の鶏肉は、成長ホルモンが含まれる飼料を与えるのは禁止されているため、安全性は高い
- 値段が安いのは、人件費、直輸入、広告費でコストカットしているから
- 美味しく保存して食べるには、冷凍して冷蔵庫で解凍する
- 鶏肉を大量消費するなら、焼き鳥、から揚げ、チキンステーキ
- 買うなと言われるのは、大容量に対して安すぎるという疑問から
- 行政の検査に加えて、独自の検査もしている
業務スーパーの噂の真相を知ることは出来たでしょうか?
あなたのお役に立つことができれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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